August 27, 2024

Viedocはお客様の声を大切にし、 常にお客様とユーザーのニーズやフィードバックを最優先に考えています。このたび、その想いを形にして、Viedoc eClinicalスイートの最新バージョン, Viedoc 4.79をリリースいたしました。 

多くのユーザーの皆様から、Viedoc製品の使いやすさに高い評価をいただき、心より感謝申し上げます。私たちはリリースごとに使いやすさの向上に努めており、今回の包括的なアップデートでは、Viedoc Coder、Viedoc Admin、Viedoc Designerを含むViedocの各ソリューション全体でユーザーエクスペリエンスをさらに強化しています。また、ODMデータのエクスポート/インポート機能を大幅に改善し、報告されたバグ修正も行い、問題を解決しています。

さらに、今回のViedocリリースは完全な後方互換性を備えており、進行中の試験に影響を与えることはありませんのでご安心ください。新機能については、以下の通りです。 

Viedoc Coder

  • コーディング機能は新たにViedoc Coder という名称になり、新しいブラウザタブで起動するようになりました。 
  • 起動/統計概要ページおよびコーディングページのユーザーインターフェースが刷新されました。 
  • 概要ページの表示やコーディング出力データの列順が改善されています。 
  • 辞書内の検索機能も強化され、MedDRAおよびWHODrugの辞書サポートが最新のものに更新されました。 

Viedoc Admin

  • デザインの改訂が与える影響を分析するためのインパクトアナリシスツールが新たに導入されました。これにより、新しいシステムロール「デザインインパクトアナリスト」を持つユーザーは、改訂を適用する前にデザインの変更が既存のフォームインスタンスに与える影響を確認することができます。デザインインパクトアナリシスのレポートは、Excel形式でダウンロード可能です。このロールのユーザーを招待する前に、Viedoc eLearningのViedoc Adminユーザーガイドを参照し、どのシナリオでデザイン改訂による影響が患者の盲検情報に影響を与える可能性があるかをeラーニングで確認していただくことを強くお勧めします。 

Viedoc Designer

  • Viedoc Designerでは、改訂により主要な試験設定の変更が可能になりました。これには、患者選択画面の設定、患者ID形式の設定、患者ステータスの設定、その他の設定、およびeLearning設定が含まれます。この変更により、Viedoc Designerで試験設定を更新する際のメジャーデザインバージョンの数を減らすことができ、Viedoc eClinicalスイートにおけるCRF修正の管理プロセスが一層簡素化されます。 

さらに、4.79リリースでは、マイナーアップデートとバグ修正を実施し、報告された問題に対応するとともに、Viedoc Me、Viedoc TMF、Viedoc Designerのユーザーエクスペリエンスを向上させました。加えて、ODMデータエクスポート/インポート機能の更新により、CDISC ODMバージョン1.3との互換性も確保されています。 

その他の情報リソース 

バージョン4.79のアップデートおよび変更点の詳しい内容については、以下のリソースを参照ください。 

4.79リリースに関する技術情報 
 

リリースノート

更新されたViedoc 薬事審査準備パッケージ 

VIRP

Viedoc 4.79の主な機能強化のデモンストレーション 

デモビデオ

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今後の展望 

次のソフトウェアリリース(バージョン4.80)は2024年第3四半期に予定されており、ユーザーの皆様のご要望にお応えして、Viedoc eClinicalスイートのさらなる改良を行う予定です。